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Lover Enshrined by J.R. Ward - 2

Lover Enshrined: A Novel of The Black Dagger BrotherhoodLover Enshrined: A Novel of The Black Dagger Brotherhood
(2008/06/03)
J.R. Ward

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The Black Dagger Brotherhood - #6


今回は日本語で長めのレビュー書いてみました。

今のところLover Enshrinedはお気に入りの順で並べていくと、Black Dagger Brotherhoodシリーズの中で最下位になってしまいます。
この本はフューリーの本であるはずなのですが、非常に残念な事に実際はそうとは言い難い作品でした。
Lover Unboundのラストで、ヴィシャスの代わりにプライメイルになる決意をしたフューリーとチョ?ズン、コーミアのロマンスがメインのお話であるはずなのに、このカップルのシーンは全体の1/3あったかな??って程度でした。その一方で、オメガ、ラッシュ、レッサー等のレスニング・ソサエティー関係のシーンがかなりありました。 ブラザー達(ゼィディストを除く)のシーンもこれまでの本と比べると非常に少なく、キャラクターによってはほんの数行、台詞がある程度だったのでかなり不満が残りました。
二人のシーンが他のカップル達に比べると少ない事もあって、フューリーとコーミアの間にケミストリーが感じられなかった事が残念でなりません。
パラノーマル/ファンタジー小説としては A+ の作品だったと思いますが、ロマンス小説としては大目に見ても C- といったところでしょうか・・・
特にフューリーファンにとってはとてもお気の毒な一冊だったと思います。



フューリーの本とは名ばかりで、実際はジョン、ラッシュ、クイン、ブレイ、リヴェンジ等のキャラクターに必要以上にスポットライトが当たっていたように思えました。フューリーとコーミアのラブストーリー、ロマンスを中心にストーリーを展開していってほしかっただけに残念でなりません。
オリジナルのブラザー達の中では、フューリーが最後の "メイト" のいないブラザーだったので、シリーズのこれから先の展開を考えると、J.R. Wardの意図がわからないわけでもありません。 このシリーズを続けていくにあたって新しいプロット、新展開が必要で、そのための役者を揃え、舞台を整える段階が不可欠だったため、フューリーが貧乏くじを引いてしまったのだと無理やり納得しています。

相次ぐレスニング・ソサエティー関係のシーンに本当にうんざりでした。また他の本ではよく見られる大好きなブラザー達のインタラクションがこの本ではほどんど見られなかったので、とても物足りなく感じ、非常に寂しい思いをしました。このシリーズのファンのお目当てはブラザー達なのに・・・(涙) 
そんな中でゼィディストの登場が比較的多かった事、またジョン、クイン、ブレイ トリオのインタラクションはとても慰めになりました。
JQBトリオですが、この先どんどん彼らの出番が増えていきそうですね。 でも、ブレイがXXだったっとは・・・  ちょっとしたサプライズでした。XXXXXとXXXのような関係なのでしょうか、それとも・・・ ???? 
これからどうなっていくのか気になるところです。

プライメイルに就任したフューリーは40人のチョーズン達のハーレムに君臨するキングのようなものなのですが、一言で言えば "スパーム・ドナー"(笑)です。彼の役割はよりたくさんの子孫(♂ならブラザー達のようなヴァンパイアー・ウォリアーに、♀ならスクライブ・バージンに仕えるチョーズンに・・・)を産み出し続けるというものです。(もちろん、フューリーが産むのではなくて、チョーズン達を妊娠させると言う意味です。念のため・・・(笑) これまで禁欲生活を送ってきたフューリーだけに、皮肉な役割だなぁ?と思わすにはいられませんでした。
フューリーは今までのヒーロー中で、残念ながら最もヒーローらしからぬヒーローだったと思います。 自己憐憫に陥っては麻薬で紛らわし、挙句の果てにはレッサー達をずったずたに切り刻む始末・・・
ちょっと自己憐憫と麻薬に溺れ過ぎでは?・・・って思わずにはいられませんでした。
Zが拉致されて以来のフューリーの苦悩、痛いほど分ります。でもだからと言って彼の上記のような行動が正当化されるとは思えません。ラスト近くの果敢な行動は称賛ものでしたが、もう少し早く立ち直ってヒーローらしく振る舞ってほしかったです。

第一夫人に選ばれたコーミアですが、彼女の意思に反して無理やり妻にする事を望まないフューリーは、コーミアのことを思って、ブラザー達のマンションに一緒に連れて帰ります。それにもかかわらず、殆どほったらかし状態で、コーミアがお気の毒でした。
そんな彼女に申し訳ないのですが、コーミアのこと、それほど好きになれませんでした。私はどうも彼女のようなタイプのヒロインが苦手で・・・(苦笑) Lover Unboundの頃に比べると精神的に成長していたコーミアだったのですが・・・

新キャラのラシターはユニークな堕天使で、思わず笑いがこぼれしまうシーンがいくつかあり、これから先が楽しみなキャラクターでした。
そして、とても嬉しい事にトーメントがやっと戻ってきました!! 今か今かと登場を待っていだだけに喜びも一入でした。 \(^o^)/ でもジョンとのシーンでは思わず涙が・・・

これから先のシリーズに深く関っていくであろう意外な真実、たくさんの秘密、ちょっとしたサプライズ・・・とロマンス以外では盛りだくさんの一冊で、このシリーズの過渡期の本だったと思います。


★★★☆☆



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テーマ : 洋書
ジャンル : 本・雑誌

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JJゆい

Author:JJゆい
True Blood(ドラマ&小説)他、多数のロマンス小説&海外ドラマに嵌っています。感想ですが本によっては英語になっています。

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